私たちが実践する健康経営と、会員企業様への普及・推進活動をご紹介します。
健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する取組です。
当所では、職員の健康を組織の活力や生産性につながる重要な経営資源と捉え、健康課題を把握し、具体的な施策を実施するとともに、その効果を検証しながら継続的な改善に取り組んでいます。
健康経営は、従業員の健康づくりにとどまらず、仕事への意欲や組織の活性化、生産性の向上など、組織・経営にもさまざまな効果が期待されます。
心身の健康状態の改善、健康的な生活習慣の定着
ワーク・エンゲイジメント向上(仕事にやりがいや誇りを感じ、いきいきと仕事に取り組めている状態)
職員同士のコミュニケーションや相互支援の促進
生産性の向上、人材の定着・確保
健康経営に取り組む企業としての社会的評価やイメージの向上
当所は、平成5年創立の地域経済団体として、地域経済の発展と持続可能な地域社会の実現に向けた事業を推進しています。その根幹を支える職員一人一人がいきいきと働ける環境づくりを目指し、令和2年より健康経営の取り組みを開始しました。
特に令和4年の女性会頭就任を機に、「女性活躍推進」と「健康経営」を一体とした推進方針を掲げ、取組を大きく加速。袋井市をはじめとする行政や各機関と連携を深めるとともに、令和6年には協会けんぽ静岡支部と健康づくり推進に関する協定を締結するなど、自所の環境整備はもちろん、地域への広がりも大切にしてきました。
これら継続的な取り組みにより、「ふじのくに健康づくり推進ゴールド事業所」に認定されたほか、令和5年度には「健康づくり活動」および「女性活躍」の2部門で知事褒賞受賞、さらに「健康経営優良法人2026(ネクストブライト1000)」認定など、着実に成果をあげています。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
職員一人一人が心身ともに充実し、イキイキと働ける職場環境を実現するとともに、
自らが健康経営に取り組む企業のモデルとなることを目指します。
保健指導の実施率50%を目指します
要再検査・要治療者へ受診勧奨に努めます
近隣の外出は、徒歩・自転車を利用します
(半径1km以内の外出は車を利用しない)
当所では、2020年から健康経営に取り組み、職員の健康状態や健康意識を把握しながら、健康課題の改善に向けた取組を継続しています。その取組の効果や健康課題の変化を確認するため、指標(KPI)を設定し、年度ごとの実績を評価しています。
| 指標(KPI) | 2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年(目標) |
|---|---|---|---|---|
| 生活習慣病健診受診率 | 93% | 100% | 100% | 100% |
| 生活習慣アンケート回答率 | 73% | 93% | 100% | 100% |
| >> 不定愁訴ありと回答した割合 | 18% | 50% | 20% | 17%以下 |
| >> 高ストレス者の割合 | 27% | 7% | 13% | 10%以下 |
| >> 運動習慣なし(週2日以上) | 73% | 71% | 80% | 70%以下 |
| >> アブセンティーズム | 2.4日 | 3.4日 | 1.9日 | 1.5日 |
| >> プレゼンティーイズム | -36% | -27% | -21% | -20% |
| >> ワーク・エンゲイジメント | 2.1 | 2.5 | 2.5 | 2.7以上 |
| 職員定例勉強会での健康講座参加率 | ― | 86% | 81% | 90%以上 |
| >> 満足度(5点満点中) | ― | ― | 4.27 | 4.3以上 |
| 年次有給休暇取得率 | 86% | 77% | 77% | 85%以上 |
| 平均月間時間外労働時間 | 1.8時間 | 2.1時間 | 1.5時間 | 1.5時間以下 |
※「不定愁訴」とは、疲れやすい、だるい、頭痛、肩こりなど、明確な病気や原因が特定されていないものの、身体的・精神的な不調を感じる状態を指します。
※「―」は、当該年度に実施・測定していない項目です。
※健康に関する動画等の視聴を通じて、健康課題や健康づくりへの理解を深める取組を行っています。
※各年度の実績を確認・評価し、その結果を翌年度の取組や目標設定に反映しています。
全職員への生活習慣病予防健診100%実施 / 再検査・治療が必要な職員への受診勧奨
健診時のオプション検査費用およびインフルエンザ予防接種費用の補助
自動血圧計の設置/ベジチェック(野菜摂取量測定)/体組成・血管年齢・骨健康度がわかる「健康度測定」への参加
保健指導が受けやすいよう、業務時間内での場所・時間の確保
会員向け生活習慣病予防健診の開催/受診時の生命共済加入者へのキャッシュバック実施(1人あたり3,000円還元)
ストレッチの実施「自律神経バランス測定」の実施、職員定例勉強会における健康(ストレス対策)講座の開催
全職員向け健康習慣アンケートの実施(回収率100%徹底による効果検証)
給茶機の設置/遠州ライフサポートセンター加入による福利厚生の充実/自動販売機付近での「健康経営推進中」掲示
階段利用の推奨、近隣訪問時の自転車推奨/提携ジム、プール、アスレチックなどの利用料金の割引
業務効率化による時間内での高品質な業務推進/業務状況に応じた時間差出勤の活用(過重労働の予防)/ノー残業デーの設定
有給休暇の計画的取得推進(70%以上の取得目標)
会頭から職員への「健康経営通信」メール配信/協会けんぽ会報誌の回覧
袋井市「#2961(ふくろい)ウォーク」への参加支援
その他の情報発信
会頭自らのセミナー登壇・各種メディアや会合での健康経営推進メッセージの発信など
[健康経営取り組み事例を読む]
中小企業への健康経営への啓発および申請支援/健康経営優良法人認定の会議所共済加入事業所への助成金支給(1事業所あたり5,000円支給・今年度実績:12社)
袋井市との連携・協会けんぽとの協定締結/ブライト500認定企業へのヒアリング・ノウハウ共有
法令順守
健康管理及び労働環境に関する関連法令を遵守した、健全かつ適切な組織運営の徹底
ストレッチや健康講座に加え、自律神経測定や体組成・血管年齢等の健康度測定を重点実施。全職員のリアルな現状を把握し施策の効果を正しく検証するため、アンケート回収率100%を徹底。データ分析に基づき、今年度の成果は以下の通り。
- 不定愁訴の改善
不調を感じる割合が「50% → 20%」へ大幅減少 - エンゲイジメント向上
ワーク・エンゲイジメントスコアが「2.1 → 2.5」へ改善 - 健康基盤の維持
健診受診率100%の継続、アブセンティーズム改善(1.9日) - 高い満足度
健康講座参加率81%(満足度4.27 / 5点満点)
分析で明確になった「運動習慣不足(80%)」や「高ストレスの微増(13%)」を受け、次年度(2027年度)は以下を重点推進する。
日常的な階段利用の促進や手軽な運動の周知など、運動不足に対する意識改善と無理なく日常で身体を動かせる啓発活動の推進
分析データに基づく職場環境の改善、相談窓口の周知、講座の継続
当所の取組・検証ノウハウを広報誌やWebで発信し、地域の健康経営普及を推進
今後も数値検証を通じたPDCAサイクルを推進し、職員の健康増進と地域への普及に努める。










